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薬理学(点滴室)

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[プリジノールメシル酸塩(コンラックス)]
筋異常緊張緩解剤である。骨格筋弛緩剤。筋弛緩薬。
効能・効果は、運動器疾患に伴う有痛性痙縮(腰背痛症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、変形性脊椎症など)

[ラニチジン(ザンタック)]
ヒスタミン受容体拮抗薬に分類される。H2拮抗薬、H2ブロッカーとも呼ばれる。

[カルバゾクロムスルホン酸Na(アドナ)]
毛細血管に作用して血管透過性亢進を抑制し、血管抵抗値を増強することにより出血時間を短縮し、止血作用を示す。
血小板や血液凝固系には作用しない。毛細血管が弱くなって生じる出血に向く。安全性が高く各種の出血に広く用いられる。
安全性の高い薬で副作用はほとんどない。

[アミノフィリン(キョーフィリン)]
気管支喘息などでおこる呼吸困難の治療に用いられる薬です。またキョーフィリンは、心臓の機能が低下した心不全の際の治療にも使われます。
キョーフィリンは、気管支や心臓の筋肉細胞の中にあるフォスフォジエステラーゼというタンパク質の働きを抑える作用があります。
フォスフォジエステラーゼには、気管支の筋肉の弛緩や心臓の筋肉の収縮に関わる生体内物質、cAMPを分解する働きがあります。
そのため、キョーフィリンでフォスフォジエステラーゼの作用が止まると細胞内のcAMPが上昇し、
気管支が弛緩して呼吸が楽になったり、心臓の働きが向上したりします。
薬効は、カフェイン系製剤。
効能・効果は、(気管支喘息、心臓喘息、肺水腫、肺性心、欝血性心不全、喘息性<様>気管支炎)、
チェーン・ストークス呼吸、(肺気腫、慢性気管支炎、閉塞性肺疾患)の呼吸困難、狭心症の発作予防、脳卒中発作急性期、等。

[クロルフェニラミン(クロダミン)]
抗ヒスタミン薬である。
この薬はヒスタミン受容体を遮断し、ヒスタミンが引き起こすさまざまなアレルギー症状を抑える。

[ゾレドロン酸水和物(ゾメタ)]
ビスホスホネート製剤である。
骨に対して高い親和性を示して骨表面に吸着し、破骨細胞の機能障害およびアポトーシスを誘導することで破骨細胞を減少させ、
骨吸収を抑制する静注ビスホスホネート製剤。
効能・効果は、悪性腫瘍による高カルシウム血症、多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変。
骨吸収とは、破骨細胞により古くなった骨が分解され破壊されていく減少を指す。吸収という名称が付いているのは骨からカルシウムが放出されてしまう事である。

[コンドロイチン硫酸エステルNaとサリチル酸Na(カシロン)]
薬効は、中枢神経系用薬、解熱鎮痛消炎剤、その他の解熱鎮痛消炎剤。
効能・効果は、症候性神経痛、腰痛症など。

[ノイロトロピン(ノイロトロピン)]
ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液。
ワクシニアウイルスを接種したイエウサギの皮膚組織から抽出した物質で、鎮痛作用があります。
このため炎症を抑える目的よりも、痛みを鎮める目的で使用されます。
とくに、腰痛症、頸肩腕(けいけんわん)症候群、肩関節周囲炎、変形性関節症、帯状疱疹後神経痛といった慢性的な痛みを伴う病気の治療に用います。
下行性疼痛抑制系賦活型疼痛治療薬とされ、一般的な鎮痛薬や抗炎症薬(NSAIDs)とは作用機序が違う。(非オピオイド系、非シクロオキシゲナーゼ阻害薬)
特異な作用をもつ鎮痛薬です。痛みの神経の感受性を低下させることで、鎮痛効果を発揮します。
このため、一般的な鎮痛薬が効きにくい神経の損傷による神経障害性疼痛によい効果が期待できます。

[プロチレリン(ヒルトニン)]
効能・効果は、(クモ膜下出血、頭部外傷)の昏睡・半昏睡を除く遷延性意識障害、脊髄小脳変性症の運動失調の改善、下垂体TSH分泌機能検査、等。
自発運動亢進作用:中脳-辺縁系ドパミンニューロン終末部位の側坐核でドパミン活性を高めることによると考えられる。
覚せい促進作用:静注でペントバルビタール睡眠時間を短縮し,静注でエタノール麻酔時間を短縮。静注でペントバルビタール前処置による脳内グルコース利用率の低下に拮抗。
脳波賦活作用:静注で脳波賦活作用を示し,その作用点は視床下部及び脳幹と考えられる。
運動失調改善作用:運動量の増加と共に転倒回数の減少等運動失調の改善作用。この作用は小脳内ノルアドレナリン代謝回転の促進作用が認められる。小脳サイクリックヌクレオチド(c-GMP,c-AMP)の増加も一部関与していると考えられる。

[グリセリン(ヒシセオール)]
効能・効果は、頭蓋内圧亢進、頭蓋内浮腫)の治療、
(クモ膜下出血、頭部外傷、脳血栓、脳塞栓、脳腫瘍、脳髄膜炎、脳内出血、脳梗塞)の(意識障害、自覚症状、神経障害)の改善、
脳外科手術後の後療法、脳外科手術時の脳容積縮小、眼内圧下降、眼科手術時の眼容積縮小。

[硫酸マグネシウム(マグネゾール)]
鎮痙剤。子癇の第一選択薬。
効能・効果は、重症妊娠高血圧症候群の子癇の(発症抑制、治療)

[メトクロプラミド(プリンペラン)]
抗ドパミン薬
胃や十二指腸に存在するドパミン(D2)受容体を遮断することにより、アセチルコリンの遊離を促し胃腸の運動を活発にする。脳の嘔吐中枢をおさえる作用もある。
胃腸の働きをよくするお薬で、吐き気や嘔吐、食欲不振などに用られる。
弱った胃腸の運動を活発にして、食べ物を胃から腸へ送り出すのを助けることで、吐き気や嘔吐、食欲不振や膨満感、胸やけなどの症状を改善する。
薬効分類的には「消化管運動促進薬」に分類されます。

[ベラパミル(ワソラン)]
カルシウム拮抗薬である。
細胞外液のカルシウムイオンが細胞内に流入することを阻止するカルシウム拮抗作用により、
心臓の興奮伝導を遅らせ、乱れた脈拍(頻脈性の不整脈)を整える他、
冠動脈を広げて心臓への血流を増やし、末梢血管を広げて心臓にかかる負担を軽くして心筋虚血に伴う胸痛などの症状を抑えます。
通常、心房細動・粗動、発作性上室性頻拍、狭心症、心筋梗塞、その他の虚血性心疾患の治療に用いられます。
一般的なカルシウム拮抗薬と異なり、心臓の心拍をおさえる作用が強いのが特徴から、頻脈性不整脈の治療にしばしば用いられる。

[アデノシン三リン酸(トリノシン)]
体内のエネルギーを蓄積したり、活性化して、脳・筋肉・心臓・胃腸・目などの器官の血行障害を賦活改善する。
通常、頭部外傷後遺症、心不全、調節性眼精疲労、慢性胃炎、メニエール病及び内耳障害に基づくめまいの治療に用いられます。

[ドンペリドン(ナウゼリン)]
抗ドパミン薬。消化管運動促進薬。
胃や十二指腸に存在するドパミン(D2)受容体を遮断することにより、アセチルコリンの遊離を促し胃腸の運動を活発にする。
吐き気や嘔吐、食欲不振や膨満感、胸やけなどの症状を改善する。

[カプトプリル(カプトリル)]
ACE阻害薬。血圧を上げるアンジオテンシンⅡの体内物質の生成を抑える。
アンジオテンシン変換酵素を阻害して、アンジオテンシンIIの生成を抑えることにより、
末梢血管を拡張し、血管の抵抗を下げて降圧作用を示すとともに、アルドステロンの分泌を抑えて、ナトリウムの排泄作用をあらわす。

[エクリズマブ(ソリリス)]
効能・効果は、発作性夜間ヘモグロビン尿症の溶血の抑制。
発作性夜間血色素尿症(ヘモグロビン尿症)における溶血抑制を効能・効果とする処方箋医薬品。
発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)は、造血細胞の後天的遺伝子変異により、補体による血管内溶血が起こる希少血液疾患である。
再生不良性貧血や骨髄異形成症候群として治療されている患者さんのなかに発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)を発症していることが少なからず見られる。
発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)の症状としては、ヘモグロビン尿、貧血による全身倦怠感、動悸、息切れなどである。

[インフリキシマブ(レミケード)]
遺伝子組換えによって作られたヒト型抗ヒトTNF-αモノクローナル抗体製剤である。レミケード点滴静注用。
インフリキシマブの適応として、関節リウマチ、クローン病、ベーチェット病によるぶどう膜炎、尋常性乾癬・関節症性乾癬・膿疱性乾癬・乾癬性紅皮症が認可されている。

[ゴセレリン(ゾラデックス)]
LH-RH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)の働きを抑えるLH-RHアナログ剤。LH-RHアゴニスト製剤。
黄体形成ホルモン放出ホルモンLH-RH(luteinizing hormone-releasing hormone)
性腺刺激ホルモン放出ホルモンGnRH(Gonadotropin releasing hormone)
性腺刺激ホルモン放出ホルモンGnRH(視床下部)→卵胞刺激ホルモンFSH、黄体形成ホルモンLH。
LH-RH(Gn-RH)は視床下部から分泌されるホルモンで、下垂体に作用し、ゴナドトロピン(LHやFSH)の放出を促します。
前立腺がんおよび閉経前乳がんのホルモン療法に用いるLH-RHアゴニスト製剤。
この薬を連日投与すると下垂体の反応性が低下し、精巣のテストステロンまたは卵巣のエストロゲンの分泌が抑えられて、抗がん効果が生まれます。

[リュープロレリン(リュープリン)]
LH-RH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)の働きを抑えるLH-RHアナログ剤。LH-RHアゴニスト製剤。
黄体形成ホルモン放出ホルモンLH-RH(luteinizing hormone-releasing hormone)
効能・用途は、子宮内膜症、子宮筋腫、閉経前乳ガン、前立腺ガン、等。

[ペンタゾシン(ソセゴン,ペンタジン)]
オピオイド鎮痛薬。弱オピオイド。

[ヒドロキシジン(アタラックス)]
抗ヒスタミン薬である。
第一世代抗ヒスタミン薬。第二世代抗ヒスタミン薬の開発以前に開発された薬剤で、
眠気などの中枢神経抑制作用や、口渇や胸やけなどの抗コリン作用などの副作用が比較的あらわれやすい。一部の薬剤は精神安定剤としての効果もある。
アレルギーを起こす物質の働きを抑える作用と、中枢神経抑制作用による静穏効果を示します。
通常、蕁麻疹や皮膚疾患に伴うかゆみ、また神経症に伴う不安・緊張・抑うつに用いられます。
ソセアタとは、鎮痛剤の「ソセゴン」と鎮静剤の「アタラックス」の略称。

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[グラニセトロン(グラニセトロン)]
国内初の5-HT3受容体拮抗型制吐薬。5-HT3受容体拮抗薬。

[パロノセトロン(アロキシ)]
5-HT3受容体拮抗型制吐剤である。
抗がん剤投与によって誘発される嘔吐には、
抗がん剤投与後0~24時間以内に発生する急性嘔吐と、
24時間以上を経過して発生する遅発性嘔吐とがある。
5HT3受容体拮抗剤の登場によって急性嘔吐の制御は大幅に改善されたが、
遅発性嘔吐については依然としてがん化学療法の大きな課題の1つとなっていた。
このほど、血中半減期が長い第2世代の5HT3受容体拮抗剤であるパロノセトロンが登場し、
遅発性嘔吐への有効性が日本発の大規模臨床試験PROTECT試験によって確認された。
急性期の悪心嘔吐にはセロトニンが大きく関与しており、5HT3受容体拮抗剤の登場によりその予防が可能となりました。
一方、遅発性の悪心嘔吐はセロトニン、サブスタンスPなどいくつかの因子が関与しており、今後の研究課題も多い領域です。

[ラモセトロン(ナゼア)]
5-HT3受容体拮抗型制吐薬である。
嘔吐を引き起こす5-HT3(セロトニン)という物質の伝達経路を遮断する。
抗がん薬投与後の即時型の悪心・嘔吐に大変よく効きます。
これらの開発により、抗がん薬による嘔吐を十分におさえることができるようになりました。
嘔吐の副作用が強いシスプラチンなど白金製剤の抗がん薬でも8割くらいの人に有効です。

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[オメプラゾール(オメプラール)]
プロトンポンプ阻害薬(PPI)に属する胃酸抑制薬の1つである。
H2受容体拮抗剤よりも強い抗潰瘍作用がある。
国内初のプロトンポンプ阻害薬(PPI)

[エソメプラゾール(ネキシウム)]
プロトンポンプ阻害薬(PPI)に属する胃酸抑制薬の1つである。
H2受容体拮抗剤よりも強い抗潰瘍作用がある。
国内で4番目のプロトンポンプ阻害薬(PPI)

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【皮下注射】
[エリスロポエチン(エポジン)]
腎性貧血の治療に用いられる。

[エタネルセプト(エンブレル)]
効能・効果は、既存治療で効果不十分な関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)

[アダリムマブ(ヒュミラ)]
遺伝子組換えによって作られたヒト型抗ヒトTNF-αモノクローナル抗体製剤である。
関節リウマチ、乾癬、クローン病、強直性脊椎炎、若年性特発性関節炎の治療に用いられる薬剤。

[オマリズマブ(ゾレア)]
気管支喘息治療剤
ゾレアは喘息の治療薬として開発されたはじめての“抗体製剤”です。
抗体とは人間の体内にあるもので、ある特定の物質に特異的に結合する性質を持っています。
その性質を利用して、病気の原因となる物質にのみ結合する抗体を人工的に作り出すことにより、
その働きを抑えて効率よく効果を発揮すると期待されている医薬品です。
ゾレアはIgEとくっついて、IgE がマスト細胞に結合できなくする。
これまでのぜんそく治療薬の作用点は、
炎症性メディエーターの働きを抑える(ロイコトリエン拮抗薬など)
炎症を抑える(吸入ステロイド薬など)
狭くなった気道を拡げる(短時間/長時間作用性β2 刺激薬など)

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【筋肉注射】
[金チオリンゴ酸ナトリウム(シオゾール)]
慢性関節リウマチの治療に用いられる注射剤。筋肉注射で使用される。
関節リウマチでは、免疫機能の異常により、手足の関節に重い関節炎が生じ強い痛みを生じる。
関節炎が悪化すると、関節が破壊され、関節を動かすことが困難になる。
シオゾールは、関節リウマチで生じる関節炎に対して抑制作用を示す。

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【吸入】
[ブロムヘキシン(ビソルボン)]
粘液分泌促進薬に分類される去痰薬。
[サルブタモール(ベネトリン)]
β2受容体刺激薬に分類される気管支拡張薬。気管支に選択的に作用する。

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【静脈栄養法】
[精製大豆油(イントラリポス)]
静注用脂肪乳剤。
高カロリー輸液IVH(lntraveous hyperalimentation)(中心静脈栄養法)
完全静脈栄養法TPN(Total Parenteral Nutrition)
末梢静脈栄養法PPN(Peripheral Parenteral Nutrition)

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【ステロイド】
[プレドニゾロン(プレドニン)]
「副腎皮質ホルモン」「ステロイド」
[デキサメタゾン(デカドロン)]
長時間型の強力なステロイド薬です。一方で、電解質代謝作用は弱く、浮腫や血圧上昇をまねくことが少ない。
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【抗生剤】
[テイコプラニン]
グリコペプチド系抗生物質。
[アジスロマイシン(ジスロマック)]
マクロライド系抗生物質。
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[リボフラビン(ホスフラン)]
ビタミンB2。
[ピリドキシン(ピリドキサール,ピドキサール)]
ビタミンB6
[メコバラミン(メチコバール)]
ビタミンB12。適用は末梢性神経障害など。
[(ビタメジン)]
ビタミンB1,B6,B12。
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[耐性乳酸菌(エンテロノン)]
[酪酸菌(ビオスリー)]
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  1. 2013/07/07(日) 03:42:02|
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薬理学

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[臭化ブチルスコポラミン(ブスコパン,スポラミン)]
抗コリン作用の一種。ムスカリン受容体拮抗薬の一種。アセチルコリンのムスカリン受容体への結合を競合的に阻害する。副交感神経遮断薬。
アトロピンやスコポラミンはムスカリン性アセチルコリン受容体を妨害する作用(抗ムスカリン作用)

[ランジオロール塩酸塩(コアベータ)]
β1受容体選択的遮断薬。短時間作用型β1選択的遮断剤。
主に心臓に多く存在するβ1受容体を選択的に遮断し、心拍数を速やかに低下させる薬剤であり、心拍数が高い場合でも
検査前に本剤を投与することで心拍数を下げ、冠動脈CTにおいて、より鮮明な画像を得ることが期待できる。

[センノシド(プルゼニド錠)]
大腸刺激性下剤。大腸粘膜を刺激して腸の動きを促進し排便を促す。アントラキノン系誘導体でセンナという薬用植物に由来する。
この下剤に長く頼っていると自然な腸の運動ができなくなり、薬をより増量しないと効果が現れなくなる。

[濃グリセリン(ヒシセオール)(成分:グリセリン,フルクトース,塩化ナトリウム)]
頭蓋内圧亢進時や頭蓋内浮腫の治療、眼圧降下剤に使用。

[チオ硫酸ナトリウム(デトキソール)(ハイポ)]
ヨード法(ルゴール法)は、色素法における反応法の1つで、食道病変(特に食道がん)の検査には欠かせない。
通常は褐色調ですが、正常食道上皮のグリコーゲンと反応して、黒褐色に変色し、病変部(変色しない)が浮き上がって見えます。
ただし、食道上皮に異常がある場合はグリコーゲンの量に変化が生じ、変色が弱くなったり、変色しなかったりします。
また、がん以外にも、炎症などでもルゴールに染まらないこともあります。
ルゴールを散布する際に注意しなければならないことは、その強い刺激性のために、散布後に胸痛や胸が染みるなどの症状を訴える患者が多く、その症状は数時間から1日続く、という点です。
また、ルゴールを誤嚥すると強い"むせ"を生じるため、検査にも支障が出ます。
ルゴールを散布する際には必ず患者に「胸がしみるが驚かないでください」「喉に上がってきた液体(ルゴール)を飲み下さないでください」と伝えておく必要があります。
検査後はチオ硫酸ナトリウム液(商品名:デトキソール、ハイポエタノール)で、ルゴールを洗い流します。

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[グルカゴン(グルカゴンGノボ注射用1mg)]
消化管のX線及び内視鏡検査の前処置、胃の内視鏡的治療の前処置、低血糖時の救急処置、に使用する。
グルカゴンは膵臓のホルモンの一つで、血糖上昇作用、消化管運動の抑制、成長ホルモン分泌促進、の作用がある。
消化管のX線及び内視鏡検査の前処置に本剤を使用した場合、投与直後だけでなく、検査終了後にも血圧低下があらわれることがある。このため、検査終了後も観察を十分に行い、症状があらわれた場合には適切な処置を行うこと。
血糖上昇作用は、主として肝グリコーゲンの分解によるので、飢餓状態、副腎機能低下症、一部糖原病等の場合は血糖上昇効果がほとんど期待できない。また、アルコール性低血糖の場合には、血糖上昇効果はみられない。
低血糖を生じた患者にグルカゴンを投与すると通常10分以内に症状が改善するが、症状が改善しない場合は、直ちに、ブドウ糖等の静脈内投与等適切な処置を行うこと。回復した場合でも糖質投与を行うことが望ましい。

[ポリドカノール(エトキシスクレロール1%)]
本製品は内視鏡的食道静脈瘤硬化療法で、食道静脈瘤の硬化剤として使われる。薬効は、食道静脈瘤出血の止血、食道静脈瘤の硬化退縮である。
1穿刺あたり本剤ポリドカノールとして0.01g~0.03gを食道静脈瘤周囲に注入する。

[モノエタノールアミンオレイン酸塩(オルダミン注)]
食道静脈瘤硬化療法剤である。薬効は、食道静脈瘤出血の止血、食道静脈瘤の硬化退縮である。
併用注意=ポリドカノール製剤=1内視鏡治療で同時に使用すると,食道潰瘍,食道狭窄,胸水貯留の発現率が高くなることが報告されているので,同時投与を避けることが望ましい。

[ムコアップ(内視鏡用粘膜下注入材)]
粘弾性のあるヒアルロン酸ナトリウム溶液により粘膜層と筋層との間を大きく解離。病変部位の隆起を形成・維持し、粘膜切除の容易性を向上。
本品は医療機器の粘膜下注入材であり医薬品の注射剤ではない。静脈内はもちろん皮下・筋肉内にも注射しないこと。内視鏡的粘膜切除術以外には使用しないこと。

[トロンビン液]
通常の結紮によって止血困難な小血管、毛細血管及び実質臓器からの出血に使用する。
通常、出血局所に本剤をそのまま噴霧もしくは灌注するか、又は撒布する。上部消化管出血の場合には、適当な緩衝剤で希釈した液(トロンビンとして200~400単位/mL)を経口投与する。出血の部位及び程度により適宜増減する。
トロンビンの至適pHは7付近であり、酸により酵素活性が低下するので、本剤を上部消化管出血に用いる場合には、事前に緩衝液等により胃酸を中和させること)
トロンビンは血液中に存在するプロトロンビン(第II因子)が第V因子によって活性化されることによって生まれる。
第V因子、第VIII因子及び第IX因子を活性化させるので凝血反応の中核的な存在であり、血液凝固を阻止する際にはこの酵素の働きを止めることが重要である。(プロトロンビン時間10-13s)

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[ジアゼパム(セルシン錠)]
ジアゼパム (Diazepam) は、抗不安薬、抗けいれん薬、鎮静薬として用いられるベンゾジアゼピン系の化合物である。日本国外では代表的な睡眠薬でもあり、骨格筋弛緩作用もある。

[ミダゾラム(ドルミカム)]
ベンゾジアゼピン系の麻酔導入薬・鎮静薬。麻酔前投薬、全身麻酔の導入及び維持、集中治療における人工呼吸中の鎮静、に用いられる。
上部消化管内視鏡・大腸内視鏡施行時の鎮静にも用いられる。

[フルマゼニル(アネキセート注射液)]
ベンゾジアゼピン受容体拮抗剤である。ベンゾジアゼピン系薬剤による鎮静の解除及び呼吸抑制の改善。
ベンゾジアゼピン系薬物は鎮静、催眠、抗不安、筋弛緩、抗けいれん及び鎮痛など様々な作用を示します。
中枢神経系におけるベンゾジアゼピン(BZD)受容体に対して、高い親和性を有しており、ジアゼパムなどのベンゾジアゼピン系薬物と拮抗作用を示します。

[ペチジン(ペチジン塩酸塩)]
合成鎮痛薬の1つ。麻薬指定。中枢に作用して鎮痛作用を示す。鎮痛作用、呼吸抑制作用はモルヒネよりも弱い。麻酔前投与薬として使用される。初の合成鎮痛薬として1939年にドイツで開発された。
鎮痛剤(ペンタゾシンまたは塩酸ペチジン)と鎮静剤(ミダゾラム)など。

[塩酸ペンタゾシン(ソセゴン錠)]
非麻薬性鎮痛薬。弱オピオイド性鎮痛薬。
モルヒネなどの麻薬に拮抗(きっこう)作用があるが、これ自体にも軽度の習慣性がある。
鎮痛薬はオピオイド(麻薬)性鎮痛薬(中枢神経系のオピオイド受容体に作用)と非オピオイド(非麻薬)性鎮痛薬(末梢作用による作用)に二分される。
また前者は効力の強さから弱オピオイドと強オピオイドに分けられる。
ペンタゾシンは1966年アメリカで合成された、弱オピオイド性鎮痛薬であり、アゴニスト/アンタゴニストに分類される。
同薬はモルヒネの主要な作用点であるμ受容体(脊髄上部が関与する鎮痛作用をもたらす)に拮抗し、他方モルヒネの鎮痛作用の一部に関与するκ受容体(脊髄作用による鎮痛作用)に促進的に作用するとされる。
一方μ作動薬が多幸感を生じるのに対し、κ作動薬は不快な精神異常(不安、悪夢、離人感)を起こすといわれ、ペンタゾシンの特徴的な精神作用として知られている)。
なおペンタゾシンはモルヒネ同様δ受容体にも促進的に作用するが、δ受容体を介する具体的な薬理効果については明らかにされていない。
オピオイド(麻薬)性鎮痛薬
弱オピオイド:リン酸コデイン、トラマドール塩酸塩、ペンタゾシン(ソセゴン)、ブプレノルフィン(レペタン)
強オピオイド:塩酸モルヒネ(塩酸モルヒネ),硫酸モルヒネ(MSコンチン)、塩酸オキシコドン(オキシコンチン)、フェンタニル

[ナロキソン(ナロキソン塩酸塩静注)]
麻薬拮抗剤である。麻薬の呼吸抑制作用によって呼吸困難を起こしている場合に静脈注射することで、麻薬の作用と拮抗して呼吸を回復させることが出来る。鎮痛作用も消失する。
アヘンやモルヒネに対して効果を持つ。オピオイド受容体に作用して麻薬性鎮痛剤の作用を競合的に拮抗する。特にμ受容体との親和性が高く、呼吸抑制や縮瞳を回復させるのに役立つ。

[ネオスチグミン(ワゴスチグミン)]
コリンエステラーゼ阻害剤(コリンエステラーゼの活性を阻害し神経末端のアセチルコリンの濃度を上昇させることで副交感神経を興奮させる薬剤の一種)
作用機序は、神経筋接合部でのアセチルコリンの加水分解が抑制され、アセチルコリンを増加させ、アセチルコリン受容体で筋弛緩薬との競合的作用により筋弛緩薬の作用を拮抗させる。
フィゾスチグミンと並んで、非脱分極性筋弛緩薬の拮抗や、アセチルコリン関連の調節機能の改善に用いられる。
アセチルコリンのムスカリン様作用(縮瞳、徐脈、気管支痙攣、気道・唾液分泌の増加、腸蠕動亢進)を減弱するために必ずアトロピン(1A=1ml=0.5mg)を併用する。
重症筋無力症の対症療法に使用される。
重症筋無力症(Myasthenia Gravis)は、アセチルコリン受容体に抗アセチルコリン受容体抗体が結合し、アセチルコリンによる神経・筋伝達を阻害するために筋肉の易疲労性や脱力が起こる自己免疫疾患である。
副交感神経興奮薬(商品名:アトワゴリバース静注シリンジ3mL、同6mL)が製造承認を取得した。
本薬は、劇薬のネオスチグミンメチル硫酸塩と毒薬のアトロピン硫酸塩をあらかじめ2:1に配合したプレフィルドシリンジ製剤であり、製剤自体は劇薬に指定されている。
適応は「非脱分極性筋弛緩薬の作用の拮抗」である。
ネオスチグミン(コリンエステラーゼ阻害薬)とアトロピン(ムスカリン性アセチルコリン受容体遮断薬)は、
手術中に残存する非脱分極性筋弛緩薬の作用を減弱し、患者の自発呼吸を速やかに回復させ、かつ副作用を抑えるために混合して使用される。
具体的には、ネオスチグミンは非脱分極性筋弛緩薬の作用に拮抗し、アトロピンはネオスチグミン使用によるムスカリン作用を抑制する。
『麻酔薬および麻酔関連薬使用ガイドライン』(日本麻酔科学会)など国内外のガイドラインでも、
ネオスチグミンとアトロピンの2薬剤を2:1の割合で混和して使用する方法が、患者の脈拍数の変動が少ない投与方法として推奨されている。
また、ネオスチグミンメチル硫酸塩(商品名:ワゴスチグミンほか)の適応にも、アトロピンとの併用による「非脱分極性筋弛緩薬の作用拮抗」が認められている。
しかし、この2剤の混和調整時に小容量のアンプル製剤数本を混合する必要があり、この際、菌や異物が混入したり、混合ミスを起こすリスクがあることなどが指摘されていた。
こうしたことから日本麻酔学会は、2005年に「医療過誤を防止する観点からネオスチグミンとアトロピンをあらかじめ混合した製剤が必要」とする要望書を厚生労働省に提出。
これを受けて、メーカーは「医学・薬学上の公知」として今回の混合性剤の承認申請を行い、厚生労働省も混合製剤の有用性や安全性については、コンセンサスが得られ、
かつ必要なものであるとして、新たな臨床試験は行われることなく今回の承認に至っている。

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[ガストログラフィン(Gastrografin)]
ヨード造影剤で水溶性である。
消化管造影にはバリウム造影剤(硫酸バリウム)とヨード系造影剤(ガストログラフィン)と陰性造影剤が用いられる。
ヨード造影剤はアナフィラキシーショックに注意する必要がある。
硫酸バリウムに比べて造影能は低いが、消化管閉塞や消化管穿孔の疑いがある時でも使用できる。

[イオパミドール(オムニパーク造影剤)]
オムニパークは、トリヨード芳香環を基本骨格に、化学的に安定な親水基を導入したイオヘキソールを主成分とする非イオン性低浸透圧造影剤である。
本剤はヨードによりX線吸収率を向上させ、X線診断能を上げる。

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ビグアナイド系血糖降下剤
[メトホルミン塩酸塩(メトグルコ,メタクト,メトリオン,メデット,グリコラン,ネルビス)]
[ブホルミン塩酸塩(ジベトス,ジベトン)]
インスリン抵抗性改善薬である。肝臓における糖新生抑制作用、肝臓における脂肪酸酸化酵素促進・脂肪酸合成抑制(β酸化)、骨格筋におけるグルコース取り込み促進作用、食欲抑制と体重減少作用。
AMPキナーゼの活性化によりAMPキナーゼがアセチルCoAからマロニルCoAへの転換を触媒させ、脂肪合成に必須の酵素であるアセチルCoAカルボキシラーゼ(ACC)をリン酸化することにより、
ACCの活性を低下させ脂肪合成を低下させる。また、マロニルCoAの産生が低下すると、脂肪酸酸化に関わるカルニチンパルモトイルトランスフェラーゼ1の活性が増強して脂肪の酸化が促進する。
ビグアナイド系薬剤は、主に肝ミトコンドリアの細胞膜に結合して酸化的リン酸化を阻害し、乳酸からの糖新生を抑制することにより血糖を下げるため、乳酸産生が増加する。
通常はそれに応じて乳酸の代謝が増加し、乳酸値のバランスは保たれるが、肝での代謝能以上に乳酸が増加した場合や、肝での乳酸の代謝能が低下している場合にはこのバランスが崩れ、血液のpHが酸性側(7.10未満)に傾き、乳酸アシドーシスが発現する。
乳酸アシドーシスの初期症状は、悪心、嘔吐、腹痛、下痢などの胃腸症状、倦怠感、筋肉痛、アセトン臭を伴わない過呼吸が特徴的で、
いったん発症すると急激に全身状態が悪化し、死に至ることもある重大な副作用なため、服用中に倦怠感、意識障害などの症状が出現していないか注意する。
乳酸アシドーシスが疑われる場合は、直ちにビグアナイド系薬剤の投与を中止し、血液透析による乳酸とビグアナイド系薬剤の除去、輸液による強制利尿(乳酸を含む輸液は使用不可)、
炭酸水素ナトリウム静注等によるアシドーシスの補正(過剰投与によるアルカローシスに注意)等の適切な処置を行う。
ビグアナイド剤の副作用として乳酸アシドーシスが挙げられているが、まれであり、肝・腎・心機能障害のある患者、栄養不良、高齢者などのハイリスク患者への使用に注意して、適用を誤らない限り危険はほとんどないとされる。
(ヨード造影剤とビグアナイド系糖尿病薬との併用注意について)
ビグアナイド系糖尿病用剤とヨード造影剤は、併用により乳酸アシドーシスをきたすことがあるため併用注意とされています。
原因は、ヨード造影剤の投与により一過性の腎機能低下をきたす可能性があり、その結果、ビグアナイド系糖尿病用剤の腎排泄が減少し血中濃度が上昇するためと考えられています。
そのため、ビグアナイド系糖尿病用剤の服用を中止し、検査後48時間してから再開することが望ましいとされています。
ビグアナイド系糖尿病用剤を使用している患者様の造影CT検査を依頼される場合は、あらかじめビグアナイド系糖尿病用剤の投与を一時的に中止する等の適切な処置が必要である。

スルホニル尿素薬(SU薬)
[グリメピリド(グリメピリド,アマリール)第3世代]
[グリベンクラミド(オイグルコン,等)第2世代]
膵臓のβ細胞に働きかけインスリンの分泌を促進する。

αグルコシダーゼ阻害剤
[アカルボース(アカルボース,グルコバイ)]
[ボグリボース(ベイスン,ベイスロース,ベグリラート,ベスタミオン,等)]
[ミグリトール(セイブル)]
飲むと血糖値を下げることから糖尿病の治療などに用いられる南インド原産のつる性植物は?(スロット)
→サラシア(αグルコシダーゼの活性を阻害する=サラシア抽出エキスに含まれるサラシノールやコタラノール)
腸管において二糖類から単糖への分解を担う二糖類水解酵素(αグルコシダーゼ)を阻害し、糖質の消化・吸収を遅延させることにより食後の過血糖を改善する。

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色素内視鏡検査法
[インジゴカルミン]
現在最も使用される頻度の高いコントラスト法の代表的な色素剤(紺色)で、胃・小腸・大腸の病変に対して、通常検査から精密検査まで幅広く使用されています。
人体に対して比較的無害で安全性も高いため、どのような患者に対しても安心して使用できます。
0.4%・5mLのアンプルが市販されていますが、通常はこれを4~5倍に希釈して使用します。
希釈の際には消泡剤であるガスコンドロップを少量混ぜておくと、散布した際に泡が立たないため、観察対象の表面の凹凸が明瞭になり、病変が目立つようになります。
検査後に尿が青色に着色することがありますので、その旨を患者に説明しておく必要があります。

[ヨード法(ルゴール法)]
色素法における反応法の1つで、食道病変(特に食道がん)の検査には欠かせない。
通常は褐色調ですが、正常食道上皮のグリコーゲンと反応して、黒褐色に変色し、病変部(変色しない)が浮き上がって見えます。
ただし、食道上皮に異常がある場合はグリコーゲンの量に変化が生じ、変色が弱くなったり、変色しなかったりします。
また、がん以外にも、炎症などでもルゴールに染まらないこともあります。
ルゴールを散布する際に注意しなければならないことは、その強い刺激性のために、散布後に胸痛や胸が染みるなどの症状を訴える患者が多く、その症状は数時間から1日続く、という点です。
また、ルゴールを誤嚥すると強い"むせ"を生じるため、検査にも支障が出ます。
ルゴールを散布する際には必ず患者に「胸がしみるが驚かないでください」「喉に上がってきた液体(ルゴール)を飲み下さないでください」と伝えておく必要があります。
検査後はチオ硫酸ナトリウム液(商品名:デトキソール、ハイポエタノール)で、ルゴールを洗い流します。

[トルイジンブルー]
主に食道の病変に使用される色素剤です。食道上皮が欠損した場合、そこに付着した壊死物質を青色に染色しますが、
表面に付着した粘液も染めてしまうため、使用する際にはガスコン水などで十分に洗浄することが必要です。
早期食道がんの精密検査の際に、上記のルゴール法と併用するのが一般的です。

[クリスタルバイオレット(ピオクタニン)]
細胞の核を染色する薬剤で、以前は胃の色素内視鏡に使用された時期もありましたが、現在では主に大腸の拡大内視鏡の際に使用されています。
病変が青色に変色し、表面の模様が浮き立ってくるため、この模様のパターンを拡大内視鏡で観察することで病変の性状(良性or悪性など)を判断することができます。
クリスタルバイオレットは通常1%溶液で保存し、使用に際して20倍程度に希釈します。
なお、拡大内視鏡に用いる色素剤としては、他にインジゴカルミンやメチレンブルー、クレシールバイオレットなども用いられています。

[酢酸法]
新しい色素内視鏡法である。近年、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が普及し、内視鏡的に正確な範囲診断が求められるようになりました。
しかし、Ⅱb病変やⅡc病変のなかには、通常観察やインジゴカルミン散布だけでは範囲の同定が困難なものもあります。
そのため、範囲診断の精度を高めるために様々な試みがなされ、狭帯域光観察(NBI)併用拡大内視鏡、酢酸散布法、酢酸エンハンス拡大観察法、酢酸散布・インジゴカルミン併用法などが開発されました。
酢酸を使用する方法は、酢酸散布により粘膜が白色化することを利用して鮮明な画像を得る内視鏡検査法です。
非がん部の粘膜は、白色から従来の色調に戻るのに数分かかりますが、がん部は非がん部に比べて早期に白色化が消失します。
そのため、がん部が赤く観察されコントラストが生じ、がんの診断範囲が容易になります(酢酸散布法)。
引き続き拡大観察を行うことで、粘膜模様を立体的に観察でき、通常観察では観察しにくいがん部の表面構造も描出できるようになります(酢酸エンハンス拡大観察法)。
また、酢酸散布後にインジゴカルミンンを散布すると、非がん部にはインジゴカルミンが付着しますが、がん部には付着しないため、酢酸単独に比べ、より境界を明瞭にすることができます(酢酸散布・インジゴカルミン併用法)。

薬剤サイト「http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/analgesia.html」
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  1. 2013/04/22(月) 22:41:52|
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内視鏡検査 略称

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PTCD(経皮経肝胆管ドレナージ)
Percutaneous Transhepatic Biliary Drainage
(パーキュテイニアス,,,ドレナージ)
(経皮,,胆汁の,ドレナージ)
皮膚→肝臓→胆管の順に胆管内にチューブを挿入して胆管のドレナージ

PTGBD(経皮経肝胆嚢ドレナージ)
Percutaneous Transhepatic Gallbladder Drainage
(,hepatic=肝臓の,胆嚢=ガルブラッダー,)(liver肝臓)
皮膚→肝臓→胆嚢の順にチューブを挿入して胆嚢内のドレナージ


ERCP(内視鏡的逆行性胆道膵管造影)
Endoscopic Retrograde CholangioPancreatography

ERBD(内視鏡的逆行性胆管ドレナージ)
Endoscopic Retrograde Biliary Drainage


ペグ(PEG,胃瘻)(経皮内視鏡的胃瘻造設術)
Percutaneous Endoscopic Gastrostomy
(経皮的,内視鏡的,胃瘻造設術)
(腸瘻造設術Enterostomy,空腸瘻造設術Jejunostomy)

EST(内視鏡的乳頭括約筋切開術)
Endoscopic Sphincterotomy
(内視鏡的,括約筋切開術)
(sphincter=括約筋=スフィンクター)

EMR(内視鏡的粘膜切除術)
Endoscopic Mucosal Resection
(,,切除リセクション)

ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)
Endoscopic Submucosal Dissection
(,粘膜下,切開ディセクション)(mucosal粘膜)(epithelium表皮)


EIS(内視鏡的静脈瘤硬化療法)
Endoscopic Injection Sclerotherapy
(,,)(sclerosis=硬化症=スクレローシス)

EVL(内視鏡的静脈瘤結紮術)
Endoscopic Variceal Ligation
(,静脈瘤の,結紮=ライゲーション)(varix,varices=静脈瘤)

NBIとはNarrow Band Imaging(狭帯域光観察)のことで、
血液に強く吸収される光と、粘膜で強く反射・散乱される光として、中心波長を415nmと540nmに最適化し、そのスペクトル幅を狭帯域化することで、
粘膜表面の血管や粘膜の微細模様であるピットパターン等を強調表示する光学的な画像強調技術です。


APC(アルゴンプラズマ凝固)
Argon Plasma Coagulation(凝固コアグレーション)
出血性消化性潰瘍に対する内視鏡による止血術である。アルゴンガスを用いた組織凝固法のことで、出血性胃潰瘍などの消化管出血に対する止血や腫瘍の焼灼などに非常に有用。
内視鏡の鉗子口を通したプローブの先端からアルゴンガスを放出し、高周波電流を放電することにより、その熱効果で粘膜組織を浅く均一に凝固できるため、安全で効果的な方法です。


CS(Colon fiberScopy)(大腸ファイバースコープ)
colon=大腸,結腸
intestine=腸(small intestine,large intestine)
TCS(Total ColonoScopy)
全大腸内視鏡検査


IVR(Interventional Radiology)(インターベンショナル・ラジオロジー)
放射線検査を行う手技を用いて治療を行うことを意味している。(介入,放射線医学)
血管(Vascular)IVR=動脈塞栓術(TAE)、静脈塞栓術、経皮的血管拡張術(PTA)、ステント留置術、ステントグラフト留置術、血栓溶解術、血管内異物除去術、リザーバー留置術
非血管(Non-vascular)IVR=生検、胆管ドレナージ、膿瘍穿刺ドレナージ、経皮的腎瘻造設術、結石除去術、ステント留置術、胃瘻・腸瘻造設術、ラジオ波熱凝固術、経皮的椎体形成術
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  1. 2013/04/22(月) 22:39:35|
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外来病棟検査科(内視鏡室) 救急カート

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【上段】
喉頭鏡、気管チューブ、スタイレット、成人用BVM(バッグバルブマスク,Bag valve mask,Ambu bag,アンビューバッグ)、
バイトブロック(Bite block)、赤押し子10ccシリンジ、キシロカインゼリー、固定用テープ、
ペンライト、エアウェイ(airway)、メモ用紙、マジックペン。
[バイトブロック]
全身麻酔時または重症呼吸不全に対して経口気管挿管による人工呼吸を施行する際、気管チューブが噛まれて閉塞しないようにする目的で副えられる医療器具。
[エアウェイ]
エアウェイは舌根沈下による上気道閉塞を起こしている患者の気道確保のために手軽で有用な道具であり、経口用エアウェイと経鼻用エアウェイがある。経鼻用エアウェイは経口用エアウェイと比較して刺激も少なく開口障害がある場合などでも有用であり、病棟でもよく利用されている。

【二段目】
輸液セット(成人用,小児用)、三方活栓付エクステンションチューブ、三方活栓、シリンジ、
留置針(18G,20G,22G,等)、注射針(18G,22G,23G,等)、カテラン針(22G,23G,針長50mm程度の長い針)、血ガスキット、固定用テープ。

【三段目】
気管チューブ予備、バイトブロック予備、エアウェイ予備、バッグバルブマスク予備、
酸素カヌラ(カニューレ)、酸素マスク、リザーバー付酸素マスク、喉頭鏡用電池予備。

【下段】
0.9%生理食塩水キット、5%ブドウ糖500ml、キシリトール500ml、ハルトマン500ml(乳酸リンゲル液)、メイロン250ml
(イギリスの医学者が考案/体液と同様のイオン組織、浸透圧/最初の生理的塩類溶液/救急時、血液のかわりに注射する→リンゲル液)
乳酸リンゲル液は代謝性アシドーシスの補正に使用される。
生理食塩水にカリウムやカルシウムを加えたのがリンゲル液であるが、リンゲル液でもクロールイオンが過剰となることが知られている。
そこで酢酸や乳酸などを加えてクロールイオン量を抑えている。乳酸は肝臓で代謝され重炭酸イオンHCO3-になる。

【一段目】「一般名(商品名)」
[ニトログリセリン(ミリスロール)]
C3H5(ONO2)3が分解して一酸化窒素(NO)が作用。

[炭酸水素ナトリウム(ジュータミン)]
アシドーシス補正、注射液。

[デスラノシド(ジギラノゲン)]
ジギタリス製剤である。強心配糖体の強心利尿剤。

[ベラパミル(ワソラン)]
カルシウム拮抗薬。平滑筋細胞で細胞外から細胞内へのCa++の流入を抑制して、冠状動脈を拡張する。末梢血管を拡張して血圧を低下させる。
一般的なカルシウム拮抗薬と異なり、心臓の心拍をおさえる作用が強いのが特徴。この作用から、頻脈性不整脈の治療にしばしば用いられる。
狭心症、心筋梗塞、頻脈性不整脈、等に用いられる。

[グルコン酸カルシウム(カルチコール)]
カルシウム補給剤。低カルシウム血症の(テタニー、テタニー関連症状)の改善。

[リドカイン(キシロカイン)]
局所麻酔薬。抗不整脈薬。
ナトリウムチャネルに結合し、ナトリウムイオンの透過を阻害して活動電位を不活性化することにより神経伝達を遮断する。心拍にもナトリウムチャネルが関与しているため不整脈改善効果を期待して使用される。

[メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム(プリドール)]
プレドニゾロン系製剤の副腎皮質ホルモン製剤。

[硫酸アトロピン(アトロピン)]
抗コリン薬の一つ。アセチルコリン受容体を競合的に阻害することにより副交感神経の作用を抑制する。

[プロプラノロール(インデラル)]
非選択的β受容体遮断薬でβ1受容体とβ2受容体を遮断する。
心臓にある交感神経のβ受容体を遮断することで、心拍数と血圧を低下させる。

[フロセミド(ラシックス)]
ループ利尿薬。ジギタリス製剤との併用はジギタリス中毒のリスクを高めるので注意が必要である。

[ドパラルミン(ドパミン塩酸塩)]
薬効分類名は急性循環不全改善剤。
心収縮力増強作用、腎血流増加作用、血圧上昇作用を有する。心臓に対する作用は主にβ受容体への直接作用に基づくものとされている。
心臓のβ受容体を介して心収縮力、心拍出量を増加する。少量(5γ以下)投与では腎血流量が増加し、尿量が増加する。
投与量が多くなる(5γ以上)と、α受容体刺激作用が加わってくる。このため以下の作用が加わる:心拍数増加、血圧上昇、肺動脈楔入圧上昇、腎血流減少、心筋酸素消費量増加。

[ノルアドレナリン(ノルアドレナリン)]
カテコールアミン(アドレナリン,ノルアドレナリン,ドーパミン)の一種である。チロシン(アミノ酸)→ドーパミン→ノルアドレナリン→アドレナリンの順で生成。
主としてα受容体に作用し、心臓を除いてβ受容体に対する作用は弱い。作用は一過性で血圧上昇は注入中止後1~2分で消失する。
ドーパミンとノルアドレナリンは交感神経内部で合成され、アドレナリンは副腎髄質で合成される。
視床下部からの指令で、交感神経内でドーパミンを経て合成されたノルアドレナリンが、副腎髄質に到達して初めてアドレナリンが合成される。
ノルアドレナリンからアドレナリンへの変換に必要な酵素が副腎髄質にしか存在しないため、アドレナリンは副腎以外では合成されない。

[ボスミン(アドレナリン)]
交感神経に作用し、血管に対してはα受容体刺激による収縮作用とβ受容体刺激に対する拡張作用を示す。
皮膚血管では収縮作用が優先するため、局所に適用すると末梢血管を収縮し止血作用を現し、また鼻、口腔粘膜の充血、腫脹を抑制する。
心臓においては、洞房結節の刺激発生のペースを速めて心拍数を増加させ、心筋の収縮力を強め、心拍出量を増大するので強心作用を現す。
気管支筋に対しては、弛緩作用を現し、気管支を拡張させ呼吸量を増加させる。
適応は、急性低血圧、ショック時、心停止の治療など。

[イソプロテレノール(プロタノール)]
β受容体作動薬のひとつ。交感神経のβ受容体に作用し、心収縮力を増強して心拍出量を増加する。
また心臓の刺激伝道系に作用して心拍数を増加するとともに末梢血管の抵抗を減少して、各組織や重要臓器の血流量を増大するので、組織循環が促進される。
各種の高度の徐脈、アダムス・ストークス症候群における発作時に使用。
強心薬や気管支拡張薬と併用すると、不整脈を起こすおそれがある。

[ノルアドレナリン、アドレナリン、イソプレナリンのまとめ(図参照)]
α受容体親和性=adrenalin>noradrenalin>isoprenaline
β受容体親和性=isoprenaline>adrenalin>noradrenalin
心臓(β1)、気管支(β2)、前立腺(α1)、皮膚血管収縮(α1)、骨格筋血管拡張(β2)、子宮収縮(α1)、子宮弛緩(β2)
α1受容体=皮膚血管収縮、前立腺収縮、瞳孔散大
α2受容体=(α2A,α2B,α2Cがあり血小板凝集、脂肪分解抑制のほか様々な神経系作用に関与)
β1受容体=心拍数上昇、心拍数増加、収縮期血圧上昇
β2受容体=骨格筋血管拡張、拡張期血圧低下、平均血圧低下
β3受容体=脂肪分解、血管弛緩、心筋収縮抑制
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  1. 2013/04/12(金) 01:13:17|
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